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瑠美子 |
「山奥へ入ります」 |
菜摘 |
「こちらから行けるところまで行く」 |
瑠美子 |
「山の中へ。 ただし舗装はされている」 |
菜摘 |
「ヒバゴン、という」 |
瑠美子 |
「ある程度のところまでは、こういう風に送迎もしてくれる」 |
菜摘 |
「紅葉には少し早かったかもしれない」 |
瑠美子 |
「さて、見えてきた」 |
菜摘 |
「もうすぐ秋も終わる」 |
瑠美子 |
「シャッタースピードをいじる」 |
瑠美子 |
「正直、ここから先へ行ける気がしない」 |
菜摘 |
「仕方がないので戻る」 |
瑠美子 |
「絵になる風景だと思う」 |
菜摘 |
「世界三大天然橋、といわれる」 |
瑠美子 |
「ここは観光スポットにもなっているので、こういう団体の観光客も来る」 |
菜摘 |
「川をまたぎながら、戻っていく」 |
菜摘 |
「10分じゃ済まないだろうな」 |
瑠美子 |
「通り抜けはできないのね」 |
瑠美子 |
「そもそもヒールでこの近辺は歩かないと思うわ」 |
瑠美子 |
「さて、どこにある?」 |
菜摘 |
「正解はここ」 |
菜摘 |
「おしおきされるのか?(笑)」 |
瑠美子 |
「最深部。 奥に岩が見える」 |
瑠美子 |
「普通、地下は見えない。 でも……」 |
瑠美子 |
「ここまではいける」 |
瑠美子 |
「結局洞窟に40分かけ、戻ってきた」 |
瑠美子「晴れてればまだ奥まで行けたはず」
菜摘「来年は反対側を回るか」
瑠美子「反対側は非常に人が多いのよね……」