菜摘
瑠美子
菜摘

「はい、最近年末恒例の、東京出張」
「狙ってない？」
「…………ちょっと（笑）」

菜摘

「来年春、ちゃんとできるのかな」

瑠美子
菜摘

「岡山へ寄り道。　レトロな列車」
「そこまで古くないけどね」

菜摘

瑠美子

「照明がこれ、つり革が木、座席に布部分が全然ない」
「そんな時代だったかしら」

瑠美子

「ここでも寄るわけ…………？」

菜摘
瑠美子
菜摘

 

「そこから700kmほど移動、川崎へ」
「……あんたと同類」
「はるなさんは自分で”そうした”けど、あたしは”なっちゃった”んだから。　そこ全然違うよ」

菜摘
 

「川崎の夜。　さっきのイベントがあった場所を空から」

瑠美子
菜摘

「横浜へ移動」
「中古を探しに行くよ」

菜摘
瑠美子

「そして、ここもイルミネーション」
「船とか観覧車はいつもだけど」

瑠美子
菜摘
 

「なかなか、いい感じで撮れてるわね」
「LX3は夜の撮り歩き用カメラとしては、ものすごく使える１台だと思う」

瑠美子
菜摘
 

「しゃぼん玉？」
「１時間に１回なんだって。　タイミングよかったね」

菜摘
瑠美子

「この前の神戸といっしょね」
「横浜の夜景。　絵になる」

瑠美子

 

「昔は桜木町から港まで、線路が延びていた。　これはそのときに使われていた橋で、線路跡も残されている」

菜摘
瑠美子
菜摘
瑠美子

「一日おいて、金曜日の朝」
「なんで一日おくのよ」
「研修だったから撮るものない」
「納得」

菜摘

「荷物を置いて観光開始っ」

菜摘
 

「計算すると、今日だけで１６回鉄道に乗るのよね」

瑠美子
菜摘

「世田谷区桜新町。　サザエさんの街」
「駅を降りるとすぐにこんなものが」

瑠美子

「ベタな配置、その１」

瑠美子
菜摘

瑠美子

「ベタな配置、その２」
「探し回ったんだけど、ノリスケさん一家が見つからなかったのよね」
「もちろん、タラちゃん＆イクラちゃんも」

瑠美子
菜摘

「この右が、長谷川町子美術館」
「ここは撮影スポットになってる」

瑠美子
 

「隣のケーキ屋にもいたんだけど、和菓子の方が似合うわ」

菜摘

「新宿。　ここでも行く」

菜摘

「山手線も都合３回乗ってる」

瑠美子

「途中から常磐線に乗り換えて、北へ」

 瑠美子
菜摘

「なるほど……」
「長寿マンガの旅？」

瑠美子

「亀有駅北口」

瑠美子
菜摘 

「あの交番のモデルはここね」
「確かに雰囲気あるよね」

菜摘
 

「残念ながら、この公園の前に交番はありません（笑）」

瑠美子
菜摘
 

「ぐるりと回って南口」
「あれ？　銅像は３つあるって聞いたんだけど」

瑠美子
菜摘
 

「その３つ目。　実は発見が難しい」
「今回のように商店街を北へ進むと、特に難しいとか」

菜摘

「こんなところに来てる場合ですか？」

菜摘

「気になったの」

菜摘
瑠美子

「点灯まで時間つぶしとくね」
「行く場所があんたらしいわ」

菜摘
 

「で、点灯。　音楽に合わせて色が変わるのがポイント」

菜摘

「ペガサス。　広島にもいた」

菜摘
瑠美子
菜摘

「湖の向こうに大きなツリー」
「来た甲斐はあった？」
「うん」

瑠美子

「駅前からあの公園まで、続いている」

菜摘
 

「最後の目的地前に、いつもの場所に寄り道しとく」

瑠美子

「一部って…………」

菜摘
瑠美子

「最後のイルミネーション」
「来たことのない場所ね」

菜摘

「ここはイルミでも有名らしいよ」

菜摘
 

「ドームの周りをぐるりと回って、裏の方に出てきました」