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おさんぽ

りんく


- 2009/03/20〜33 北へ。 -

 

菜摘
瑠美子

「起きると、熱海だった」
「まだ、1時間以上あるわね」

 

菜摘

瑠美子
菜摘

「数日前、このホームの混雑は異常な
ことになっていた」
「ムスカの気持ちがわかる……」
「それは言うな……」

 

瑠美子
菜摘

「上野駅へと移動」
「津軽海峡冬景色、を地で行ける列車」

 

菜摘
 

「いつもの場所で待ち合わせ。朝食も
兼ねている」

 

瑠美子
菜摘
 

「たいして時間をおかず昼食」
「隣の人とは打ち合わせなしに注文が
かぶりまくる」

 

菜摘
瑠美子

菜摘
 

「デジカメの液晶フィルムを購入」
「その前には別の店でデジカメ購入の
おつきあい」
「あのな、下手な店員より知識あるん
だからな」

 

菜摘
瑠美子

「国立科学博物館へ」
「ある意味時間つぶし」

 

瑠美子
菜摘

「大恐竜展。 連休だから多いのなんの」
「日本初公開、も多いらしい」

 

瑠美子

「親子、だって」

 

菜摘
 

「上を見上げてもいる。 狭いスペースに
よくもこれだけ……」

 

瑠美子
 

「こちらは常設展示。 1molの物質と
いっても、全く違う」

 

菜摘

「さぁ、1メートルってどのぐらいだ?」

 

瑠美子
菜摘

「冥王星に関する注釈」
「簡単に作り直すわけにもいかないからな」

 

菜摘
瑠美子

「宇宙ということで旬な話題」
「テレビでもやってたわね」

 

菜摘
瑠美子
 

「微生物の世界」
「物理、化学、生物、地学。 一通りの
科学がこの建物に集まってる」

 

菜摘
瑠美子

「屋外にはこんなロケット」
「これもまた、科学の結晶」

 

瑠美子

菜摘
 

「回っている円盤がどう見えるか、という
展示だったはずだけど」
「実際には高速で回ってるんだが、それを
無理矢理止めてみる」

 

瑠美子

菜摘

「個室寝台を二重発券してくれた機械の
ご先祖ね」
「まさか、最新型でも起こるとはな……」

 

菜摘
 

「日本最初の発明家が彼であることに
異論を挟む人は、少ないと思う」

 

瑠美子

菜摘

「どことなく、議会が開かれてそうな
雰囲気を感じる」
「建設されたのはほぼ同時期らしい」

 

菜摘

「さぁ、真の目的地へと出発」

 

菜摘

「いわゆる”星釜”。 本来の仕様」

 

瑠美子

「絶対、ここで食べなきゃと思ってた」

 

瑠美子
菜摘
 

「言っておきます。 列車の中です」
「出てくるメニューは、通常のレストランと
遜色ない」

 

瑠美子

「トンネルを抜け、北の大地へ」

 

瑠美子
菜摘
 

「ついに到着」
「列車は札幌まで行くが、ここで下車。
観光してから移動する」

 

瑠美子

「海鮮丼、というくくりで勝負」

 

菜摘
 

「連れで炙りサーモンが食べたいという
意見があったのでここに決定」

 

瑠美子

菜摘 

「はたらけどはたらけど猶わが生活(くらし)
楽にならざり」
「ぢっと手を見る」

 

瑠美子

「タワー。旧タワーは低すぎたとか」

 

 

菜摘
瑠美子

「新タワーだと、このように形がはっきり」
「やっぱこれぐらいの高さは欲しいわね」

 

菜摘

瑠美子
 
 

「五稜郭を語る上で欠かせない人物、
土方歳三」
「実はこの写真も、撮るのが非常に
難しい。気になる人は手持ちのデジカメで
試してみましょう」

 

瑠美子
 

「函館山に登るつもりが、時間が迫って
いたので赤レンガ倉庫」

 

菜摘
 

「函館からマクドナルドを撤退させた
張本人(笑)」

 

 

菜摘

「函館から一足で札幌へ移動」

 

菜摘
瑠美子

「車内限定、っぽい」
「乗ってる車両と違うのが残念」

 

瑠美子
菜摘

「横に堂々と『FURICO』……どうだか」
「ちなみに、駄目な人は確実に酔う」

 

菜摘

「さらに奥へと移動する」

 

 

瑠美子
菜摘
瑠美子
 

「本日の最終目的地」
「昨日からの移動距離は2250km……」
「それを全部鉄道で来てしまうのだから
あっぱれね」

 

瑠美子

「ジンギスカン。食べたのは初めて」

 

菜摘

「夜が遅くなってきたのでホテルへ」

 

菜摘「長すぎるので、次は後編で」

 

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