帰ってきたU『One-NetBook A1』（充電検証編）

USB PD（Power Delivery）対応のACアダプタあれこれ。
※検証結果は全ロットでの動作を保証するものではありません。

純正ACアダプタ（最大45W）ですと、12V/1.8Aの20W弱。このアダプタは9Vの場合3Aまで出せますので、これは本体の充電に必要な消費電力と思われます。また、ケーブルと本体は20V充電にも対応していますので、A1は12Vまでの入力しか受け付けないと確定します。

Anker 『PowerPort III 65W Pod』（最大65W）ですと、9V/2.2Aで20W弱。この製品は12Vの出力に対応していませんが、ほぼ同じ電力を入力できています。

同じくAnkerの『PowerPort Atom III Slim』（最大30W）でも、9V/2.2Aの20W弱。こちらも9Vしか入力できません。

ミヨシ『IPA-C03』（最大45W）ですと、12V/1.75Aの20w強。

そのあたりに転がっていた5Vのみ対応のアダプタ（多摩電子、最大12w）でも、5V/2Aで10wの充電を行ってくれてます。

電源オンの際は12V出力がないと充電できないというスペックですが、実際は5Vや9Vでも充電可能でした。
12V出力はPDの現行規格としてイレギュラー（旧規格ではサポート）ですが、9V/2Aが出せるiPhone向けのUSB PD充電器でもほぼ電力は賄えるのではないかと思います。